ピアノといえばグランドピアノ
2019年11月01日 11時27分
ピアノと言えば、本当はグランドピアノです。グランドピアノには、演奏することを考えた場合、アップライトピアノとは比較にならないほどメリットしかありません。
細やかな鍵盤の連打はグランドピアノならではのものです。濁りのないクリアな音質。響き。音の強弱がつけやすく、より生命感のある演奏をすることができます。
どちらかをすすめるのであれば、絶対にグランドピアノなのですが、圧倒的に大きいため、日本の暮らしではそうかんたんに家に設置するわけにもいきません。グランドピアノにも大きさがありますが、小さいもので約150cm×150cm、重さ約250kgあります。大きいものだと約150cm×220cm、重さ約400kgですから…日本の多くの家にとっては巨大とさえ言えますね。
日本の家にはアップライトのピアノがあっていることに違いありません。やはり自宅にグランドピアノを置くことのできる人は限られるでしょう。
しかし、本格的に音楽を志す、そして志せる環境にある人ならば、迷わずグランドピアノをおすすめします。音大への進学を目指すのであれば、運指も鍛えられ、速弾にも強いグランドピアノが良いでしょう。グランドピアノとアップライトピアノでは、そもそもポテンシャルが違うのです。音楽の高みを目指す人はグランドピアノでしょう。